プラネットジャパンはドイツ自然塗料メーカー最大手クライデツァイト社粕との業務提携によりシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを完全に除去し、溶剤には石油成分を全く使用しない100%天然にこだわった木質系保護塗料プラネットカラー粕の製造に成功し数々のテストを行い販売するに至りました。

 プラネットカラーは日本向けに独自に開発したもので、特に日本を代表する杉、桧、ケヤキ、唐松等には最適な塗料で家具の塗装をはじめ、一般の住宅にて幅広く使用されております。特に自然塗料の関心の高い地域では既にそのよさが認められ、自然塗料のシェアは一番となっております。  平成15年7月1日より国土交通省並びに文部省の指導の元で室内使用における塗料の規制が施行されます。他社自然塗料メーカー(商社)よりいち早く、国土交通省並びに文部省認定の中立公正な検査機関、(財)化学物質検査評議会(大阪)にてプラネットカラーの規制対象物質の試験を行いました。(平成15年6月2日)

 試験は、でんぷんのり試験:プラネットカラーが液体から酸化融合する期間(塗料の乾燥)並びにデシケーター法(一般的な安全性の試験)の2通り実施しました。デシケーターによる試験はでんぷんのり試験に比べると非常に簡単で安易な試験であり、本当にその塗料が液体の状態で安全なのかどうか、または乾燥の際に有機成分(ホルムアルデヒト、トルエン、キシレン)を放たないかどうかを調べる事の出来ない施行業者(塗装する人)への配慮を無視した試験です。
そのため、プラネットカラーが液体の状態においても安全である事を証明する為に、最も難易度の高いでんぷんのり試験をも実施しました。

 試験結果はプラネットカラーが液体の状態でも、固体の状態でも100%安全であることを証明するものであり、現在日本市場に出回っている自然(系)塗料の中で最も安全であることを証明するものであります。
(試験結果を公開しています。)
この試験結果によりプラネットカラーシリーズは、今回の7月1日より施行される規制に対し、規制対象外であることと同時に、安全性並びに環境を最も配慮した商品であることが証明されました。

プラネットカラーシリーズ(P.Kカラーシリーズ)の特徴

プラネットカラーは撥水性抜群です!
プラネットカラーの塗装面に液体(水、飲み物など)をこぼしてもしっかりと弾き、全くシミなどはつきません
プラネットカラーの塗装面に手垢や汚れがかりについても水拭きで綺麗にとることが出来ます。
シンナーや石油系の溶剤を含まないので全く安全です。
100%浸透性の塗料なのでメクレハガレはおきません。
木の表面に膜を形成しないので木の呼吸を妨げません。
塗装後の手入れは水拭きで可能です。面倒くさいワックス掛けは必要ありません。
安全であること
製造元のドイツ国内においてもプラネットカラーシリーズの安全性はエコテストマガジン(エコ雑誌)で証明されています。(←クリック
低価格であること
今、出廻っている自然塗料の価格が化学系オイルペイントに比べ高く使いにくいというイメージがありますがプラネットカラー粕は金額面も考慮し、お客様にご提供しております。又、塗装単価面でも比較的他社商品よりも1L当りの施行面積が1.5~2倍も伸びますので、塗料代が経済的です。
自然であること
100%植物油と植物ワックスのみで製造されています。人、動物、環境を配慮した商品です。
作業性が高いこと
他塗料に比べ塗料の粘土が低くさらさらしています。又、専用の刷毛等の道具も必要とせずスポンジ、ウエス等で誰でも簡単に塗ることが可能です。

プラネットカラーシリーズ成分表

亜麻仁油 元来防カビ効果を持つ天然素材として使用されてきた。
現在も水廻り部分の床に使用されている。撥水性抜群。
精選亜麻仁油 亜麻仁油に比べ粒子が細かいので木の奥まで浸透し、木の奥深くから保護する。さらに木の暴れや反り、割れを緩和する。
桐油 防虫、防腐効果を持つ天然油。撥水性抜群。
乾燥促進
精選桐油 桐油に比べ粒子が細かいので木の奥まで浸透し、木の奥深くから保護する。
さらに木の暴れや反り、割れを緩和する。
グリセリン 亜麻仁油、桐油よりも撥水性に優れている。
長期間に渡り、その効果を示すことができる。
パルサムテレピン
オイル
通常のテレピンオイルはヨーロッパのパイン材から抽出されるが、パルサムテレピンオイルはポルトガルやスペインの地中海パイン材より抽出される最も安全なオイル。これを15%未満のみ溶剤に使用している。
 顔料(酸化鉄) 着色
 カルナバワックス 撥水性ワックス
 ビーズワックス 蜜蝋、ツヤ出し、静電カット

暴露試験結果

1.暴露実験
露試験を行うため、杉材(直射日光と雨を通常の5倍当てるために平面に設置)にプラネットカラーミディアムブラウンを塗り12ヶ月間の試験を実施しました。
また、比較するために他社自然系塗料をメーカー指定の塗装標準仕様書に法って作成し実施しました。
表面仕上げ(以下の写真参照)
プラネットウッドコートは1回塗り、一方比較塗料に関しては2回塗り(下塗り+仕上げ)で仕上げています。
色の変化
  3ヶ月後
 
プラネットカラー
ミディアムブラウン
(一回塗り)
  比較サンプルA
(2回塗り)
  プラネットカラー
ミディアムブラウン
(一回塗り)
  比較サンプルA
(2回塗り)
比較サンプルAは約3ヶ月間の暴露試験(実質15ヶ月)で色差が表われはじめています。又、比較サンプルAの材料には夏目部分にクラック(割れ)が目立ちます。又、夏目に付着している顔料が少しずつ粗れ始めているのが確認出来ます。
色の変化
  12ヶ月後
 
プラネットカラー
ミディアムブラウン
(一回塗り)
  比較サンプルA
(2回塗り)
  プラネットカラー
ミディアムブラウン
(一回塗り)
  比較サンプルA
(2回塗り)
比較サンプルAの表面には顔料はほとんど残っていません。又表面の粗れが激しく、表面に軽く触れるだけで、顔料が簡単にとれてしまいます。また、撥水性もなく、水が簡単に木内部に入り込みます。

プラネットカラーの外部における耐久性は暴露テストが示すように、少なくとも5年以上であると断定する事が出来ます。又、経年変化による木部の割れ、表面の毛羽立ちなど無く木材保護に最適な塗料である事が確認出来ます。

2.暴露実験B
工業試験センターにて他社自然塗料との暴露比較試験を実施しました。この試験は3年分に相当する紫外線を集中的にあてることでおこない、その色の変化を数値で表し、耐久性を比較するものです。 塗装回数は、それぞれメーカーが指定する回数で行なっています。
※色の変化
1.コントロール(無塗装)21.92
2.プラネットホワイト1.36
3.プラネットミディアムブラウン0.50

4.AU-130-01(ホワイト)1.46
5.AU-130-06(ブラウン)2.23
6.AU-130-05(ブラック)0.58
7.R-ピーチ2.36
8.R-オーク4.91
9.R-ウォルナット2.05
※色の変化で示される数値は塗装後の色の変化差を示すものです。よって数値が大きければ大きいほど色の変化が著しく、紫外線に対する耐久性が低いことを示しています。※数値0台は色の変化が殆どないことを示しています。

上記試験結果から、プラネットカラーが非常に優れた耐久性をもつことが証明されています。

色見本

イエロー
パイン
ウイロー
シルバー
エボニー
グリーン
シーダー
ライトオークル
チェリー
レッド
オーク
ハードクリアオイル
グロスクリアオイル
ラッペンワックス
ミディアムブラウン
ダークブラウン
ウォルナット
ローズウッド
ホワイト
ブルー
ファーグリーン
マホガニー
   
※ハードクリアオイル・ラッペンワックス・グロスクリアオイルは、あめ色かかった自然な感じの仕上がりです
※木地の仕上げや種類によって変わりますので、必ず試し塗りをされることをお勧めします。

施工例

クリックすると拡大写真が見れます
N邸
内部の木部部分を”ダークブラウン(2F) グロスクリアオイル・ラッペンワックス(1F)で仕上げ、内部の全壁をプラネットウォール(マーブルフィール)で仕上げました。
F邸
内部の木部部分を”ダークブラウン(2F) グロスクリアオイル・ラッペンワックス(1F)で仕上げ、内部の全壁をプラネットウォール(マーブルフィール)で仕上げました。
大洲城天守閣復元工事
日本で4件目となる木造による天守閣の復元工事が愛媛県大洲市で勧められました。
戦後復元される4層4階の木造天守閣は、日本で初めての4階建て、しかも19.19メートルという日本一の高さになります。他社塗料数点とプラネットカラーとをテストした結果、最も成績が優れていたため、大洲城天守閣復元工事の塗料として参加することとなりました。外部木部をウッドコート”エボニー”で仕上げています。
ペンション
外部の木部部分を”レッドで仕上げ、テラスを”ダークグリーン”で仕上げました。”内部の壁をプラネットウォール(マーブルフィ-ル)内部は”グロスクリアオイル・ラッペンワックス”で仕上げました。
N邸
外部・内部の木部部分を”エボニーで仕上げました。
交番
 
外部の木部部分をウッドコート”ローズウッド”で仕上げました。
保育所
外部の木部部分をウッドコート”パイン”で仕上げました。内部の腰板も”パイン”で仕上げ、床は”ラッペンワックス”で仕上げています。
内子町立図書館
外部はウッドコート”ミディアムブラウン”で仕上げています。内部の木部部分はウッドコート”シーダ”で仕上げています。
洋菓子店
外部のウッドデッキをウッドコート”シーダ”で仕上げています。
大洲市立大洲小学校
木部はラッペンワックスで仕上げています。全国の幼稚園や小中学校で、シックハウス症候群の原因物質とされるホルムアルデヒドなどが国の基準値を超えて検出されるケースが相次いでいます。子供の健康被害が続出した学校もあり、”シックスクール”を防ぐ早急な対策を求めたいですね。
屋根裏部屋
 
腰板はウッドコートファーグリーン、天井はグロスクリアオイル、机はベーシッククリアオイルを下塗りしてからウッドコートローズウッドで仕上げました。壁はプラネットウォール(塗り壁材)、床はラッペンワックスで仕上げています。
K邸
 
外部はグロスクリアオイル、内部はラッペンワックス・グロスクリアオイルで仕上げています。外部・内部共にプラネットカラーを施工主様が積極的に塗装に参加されました。素人とは思えない程ピカピカに仕上がっています。ひのき風呂はベーシッククリアオイルを下塗りしグロスクリアオイルで仕上げています。
T邸 (築10年・外壁塗り替え)
 
外壁(ベーシックオイルを下塗りしてからライトオークルで仕上げています。)
プラネットカラーの外部仕様での耐久性は、工業試験所にて実証済みです。少なくとも5年間は木部を内部からしっかりと保護し、塗り替えの必要はありません。  
大洲保育所
 
腰板はラッペンワックス、額縁・テラスはウッドコート”ライトオークル”で仕上ています。
内子自治センター
外部の格子は”ダークブラウン”軒天はウッドコート”ミディアムブラウン”内部は”シーダ”で仕上げています。
その他の公共物件

内子町役場

大洲児童館

五十崎児童館

コミュニティセンター

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