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龍王バイオマス発電所工事着工のお知らせ

この度、(有)内藤鋼業、(株)サイプレス・スナダヤ、(株)竹中工務店、三洋貿易(株)、大日本コンサルタント(株)の5社は、愛媛県内子町での木質バイオマス発電の事業化に向け、「内子龍王バイオマス発電所」の建設に5月より着工します。

当発電所は、内子町森林組合に出材された約3,600t/年の未利用木材により製造されたペレットを燃料に用いて発電します。

弊社は、このペレットの製造・供給および同発電所の運営管理を行います。

発電システムは、2019年より稼動している「内子バイオマス発電所」と同じブルクハルト社(独)製の小型高効率木質バイオマス熱電供給装置を採用し、発電の際に発生する熱エネルギーを内子町龍王公園内の「オーベルジュ内子」と「フィットネスRyuow」の2施設へ供給する計画です。

発電所建屋には、サイプレス・スナダヤ(西条市)で製作されたCLT(直交集成板)を積極的に活用し、「観光資源として見せる発電所」となるようなデザインとなります。

当発電所運営は2021年に5社の共同出資で設立した「株式会社内子龍王バイオマスエネルギー(社長:内藤昌典)」を事業主体とし、「内子町龍王地区の木質バイオマス熱電供給に関する基本協定書」を締結した同町からの各種支援に加え、地元企業20社からの優先出資など地域が一体となって事業実現に関与する仕組みを導入することで、地域内に新たなエネルギーと経済の循環を構築します。

今後、本事業を通じ、地域の脱炭素化や防災力強化に寄与する木質バイオマス発電事業として、地方自治体や地元企業と連携した「木質バイオマスによる持続可能なまちづくり」の先導モデルとなるよう取り組んで参ります。

先日4/26に内子町役場にて記者会見、4/27に建設予定地にて地鎮祭が行われましたので、その様子を掲載します。